楽しいお墓【和歌山県高野山】奥の院-企業墓-

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そこはまるでお墓のテーマパーク

みなさんはお墓にどんなイメージを持っていますか?

私はかれこれ3○年間、お墓は暗くて悲しくて怖い場所だというイメージでした。
それがまさかたった1日でその印象が覆される日が来るなんて思ってもみませんでした。

①高野山・奥の院ってどんなとこ?
②不謹慎!?墓地でのハッシュタグ
②究極の背徳感!?お墓に落書き

高野山・奥の院ってどんなとこ?

高野山は、和歌山県にある標高800mの山上盆地に弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地で、山内には117の寺院が点在します。

普通、お寺といえば一つの建造物を思い浮かべ、その敷地内を境内といいますが、高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺なのです。
高野山真言宗総本山金剛峯寺公式サイトより

広大な敷地内を区画ごとに呼び分け、それぞれに施設や見どころが存在するディズニーランド理論ですね。

この理論に則るとシンデレラ城に値するのが、弘法大師御廟がある奥の院です。
弘法大師御廟では、835年に入定した弘法大師・空海が現在も生きて瞑想を続けているとされています。

入定とは生きたまま仏になること。
『そんなありがたい場所なら成仏確定!』ということで、奥の院には戦国武将など歴史上の有名人から法人個人まで20万基を超える墓石・祈念碑・慰霊碑が約2キロの道のりに渡って立ち並んでいます。

不謹慎!?墓地でのハッシュタグ

奥の院には『一の橋』から入る表参道と『中の橋』から入る裏参道の2つのルートがあります。

こちらの一の橋から参拝するのが正式なルートなのだそうです。
高野山奥の院 一の橋

今回は駐車場のすぐ目の前にある『中の橋』から入りました。

しばらく歩いて目に飛び込んできたのはロケット型のお墓。
暗くて怖いというお墓のイメージが一気に大気圏の彼方へ。

次に現れたのがシロアリの慰霊碑。

シロアリだって一つの命。
人間の勝手な都合で駆除された命を弔うのはむしろ当然とも言えるはずなのですが、こんな時どんな顔をすればいいのかわからない。

対人の慰霊碑でない分、カメラを向ける抵抗が少なくここで初めて撮影。
なにしろ高野山に訪れたのはこの日が初めて。
ただでさえ墓地、そして仏教の聖地中の聖地ということで身の振り方に迷います。

目を引く墓石を写真に撮りたい気持ちはあるけれどバチは当たりたくないじゃないですか。

あとからググってみると、ここ裏参道で多く見られる企業墓は、その企業の従業員やその家族の為というのが第一ですが、他の参拝者の目に留まるようにというある意味広告の役割もあるそうです。

節度ある態度での撮影ならばバチは当たらないみたいです。
ヤクルト型、コーヒーカップ型の墓石などなど石屋さんの技術の集大成が次々登場します。

そこかしこで上がる歓声と初夏の日差しが相まって雰囲気がとにかく明るく、その様子はテーマパークかのようです。

究極の背徳感!?お墓に落書き

珍しい形の墓石や慰霊碑の中でも、ひときわ異彩を放っているのがこの楽書塚。

普通、墓地では小石ひとつ勝手に動かすのも憚られますが、楽書=落書きで、なんとノート型の石碑には落書きOKなのです!

史跡や遺跡に落書きしたがる奴というのはいつの時代にも存在し、それはこの高野山も例外ではなかったようです。
『じゃあ逆に落書きできる場所を作ってしまえばいいじゃん。逆に。』ということで、柳家金語楼さんという落語家が突起人となり建てられたのだとか。

建立が昭和43年とのことですから、まさに叱らない教育の先駆けと言えます。

マジックで書いた落書きやシールが目立ちますが、本来は近くに落ちている石の尖っている部分を使って落書きするそうです。

楽書塚を右手側に進むと、皇族や戦国武将の墓所もある表参道へ合流できます。

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