京都地獄めぐり・小野篁の地獄通い。六道珍皇寺の地獄へ通じる井戸【京都市東山区】

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夏の京都で地獄めぐり。六道珍皇寺の地獄へつながる井戸

①あの世とこの世の分かれ目 六道珍皇寺
②黒のカリスマ・アイム小野篁!!
③来るきっと来る「迎え鐘」
④冥土通いの井戸と六道珍皇寺のシステム
⑤六道珍皇寺の御朱印

まだまだ続く京都地獄めぐり。
千本ゑんま堂(引接寺)の次に向かう地獄と言えばもうここしかない!ってくらい地獄好きのアレな人達にとって外せないお寺があります。

京都市東山区大和大路通にあるそのお寺の名前は六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
なんとこの六道珍皇寺、昼は朝廷・夜は地獄で働いていた小野篁があの世とこの世を行き来するのに使った井戸があるのです。
安倍総理は土管でリオへ行ったし、平安時代も平成も日本人の根本は揺るがない。

あの世とこの世の分かれ目 六道珍皇寺

六道珍皇寺へは、

京都市バス「清水道」下車 徒歩5分程
京阪「清水五条」駅 徒歩15分程
阪急「河原町」駅 徒歩20分程

千本ゑんま堂までの道中はあんなに心細かったのに、河原町・祇園・清水寺から近いっていうだけで安心感がすごい。

石碑に書かれている六道の辻には、6つの世界へ通じる道の分かれる所という意があるそうです。
六道とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道の6つの世界のことで、人間はこの6つの世界で繰り返し生まれ変わりをしていると言われています。

つまり、この場所を境にこっちがこの世、あっちはあの世。

電波少年とかあいのりならジャンプで国境を越えて『ついに20ヵ国目~!!イエーイ!!』とかやるのが見せ場の一つでしたが、ここでそれをやると『人生2回目~!!』って輪廻転生が始まっちゃいそうなので、ゆっくり静かに門をくぐります。

黒のカリスマ・アイム小野篁!!

入って右手側にあるこの建物の中には閻魔法王と小野篁の像が祀られています。
閻魔像は小野篁作なのだそうです。

小野篁像の左右には地蔵菩薩に仕える侍者である善童子と悪童子の像がありました。
閻魔様=地蔵菩薩ということは、司命尊・司録尊=善童子と悪童子ということになりますよね。

もう立ち位置が閻魔様と同格。
これ仕えてたってレベルじゃなくない?
閻魔様の判決にもガッツリ口出しして、少なくとも2人救ったエピソードが残っています。

まず1人目は、嘘をついた罪で地獄行きとなり苦しんでいた紫式部でした。

自身も和歌が百人一首に選ばれる程の文人である小野篁が作家の紫式部を救うのは、まあまだ文化功労賞的な公務に則ってる感があります。

が、2人目の藤原良相は『自分の罪をかばってくれたことがあるから』というとても個人的な理由で、地獄を免除どころか生き返らせちゃう。
そして生き返った藤原良相は、口止めを無視してあの世での出来事をガンガン言いふらします。

『閻魔大王に仕える小野篁を見た!』なんて言って回っている人がいたら、『藤原さん、病で倒れてからちょっとアレよねぇ』とヒソヒソされそうなもんですが、意外にも人々は疑うことなくすんなり信じます。

というのも、あらゆる才能と破天荒すぎる性格の持ち主である小野篁に対して、周囲はもともと『あの人すごすぎてちょっと引くわ』状態でした。

ある日、遣唐使の理不尽な態度にブチ切れた小野篁は任務を放棄して家に帰り、不満を綴った詩を発表しました。
時代が時代なら暴露動画をアップしちゃうタイプ。

その結果、島流しになり、『これでアイツも終わりだな』と誰もが思ったのも束の間、2年で許されてあっさり京へ戻ってきます。

更にダメ押しで、当時の男性の平均身長が160㎝前後だった中で小野篁は186㎝あったといわれています。
現代の有名人で例えるとMr.オクレ(160㎝)と蝶野正洋(186㎝)です。

そこに『閻魔大王に仕えていた』なんて噂まで加わり、ガッデム小野伝説は誕生するのでした。

来るきっと来る「迎え鐘」

お盆には、千本ゑんま堂引接寺と同じくお精霊迎え(六道まいり)の行事が行われています。

あの世から精霊を迎えるために撞く鐘がこの迎え鐘です。
その音響は十萬億土の冥土にまでとどくと信じられ、亡者はそのひびきに応じてこの世に呼びよせられるといわれています。

六道珍皇寺の鐘は少し変わっていて、撞くのではなく鐘楼から出ている綱を引いて音を鳴らします。

あの世にまで響く音とは一体どんな音なんだろう。
でも、鳴らすと来ちゃうしな。
いやいや大丈夫。いざとなればきっと住職さんが飛んできてシャッシャって指で五芒星をきるあれとかやってくれるはず。(2回目)

不安と期待を込めて引いてみたけど、良い音で鳴らすには結構思いっきり引っ張らないとダメみたいです。

冥土通いの井戸と六道珍皇寺のシステム

あの世へ繋がる冥土通いの井戸は格子の向こう側にあります。

かなり遠め。
間近で見られるのは特別公開の期間だけでした。
繋がっている場所が場所だしね。

特別拝観の日程は公式ホームページで確認できます。
六道珍皇寺 行事

ちなみに、この冥土通いの井戸は行き専用。
この世へ戻るには黄泉がえりの井戸を通るシステムです。
境内のどこかにあるはずなのですが、どこにあるのか見つけることができませんでした。

本堂の拝観・御朱印、お守りの授与はインターホンを押して開けてもらうシステムです。
待っていたけど誰も出てきてくれない。
さっきから小野篁所縁のお寺で待ちぼうけ率が100%なんだけど、これは偶然だと思っていいんだろうか。

六道珍皇寺の御朱印

六道珍皇寺 アクセス

〒605-0811
京都府京都市東山区 大和大路通四条下る四丁目小松町595

市バス206番 東山通 北大路バスターミナル行
清水道下車 徒歩5分
・京阪電車清水五条駅
市バス80番 祇園行
清水道下車 徒歩5分
・京阪電車祇園四条駅
市バス207番 東福寺九条車庫行
清水道下車 徒歩5分
・阪急電車河原町駅
市バス207番 東福寺九条車庫行
清水道下車 徒歩5分

拝観時間
9時00分~16時30分

拝観料
無料
特別拝観
大人500円
中学生300円
小学生200円

駐車場
3台

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