日本三大観音!大須観音が鳩だらけでそれどころじゃない【名古屋市・中区大須商店街】

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大須という地名の由来となったお寺 大須観音

①大須観音に眠る国宝と鳩
②尾張藩七代藩主・徳川宗春徳川宗春がめっちゃパーティーピーポー
③大須観音の歯歯塚と謎の仏像スポット
④大須観音 御朱印

大須観音に眠る国宝と鳩

万松寺の次に向かった大須観音。
もとは岐阜県に建てられたお寺でしたが徳川家康によって現在の場所へ移され、大須という地名の由来になりました。

現在の建物は1970年に再建されたものですがお寺自体の歴史は古く、1333年に能信上人が創建した真福寺が前身です。

めっちゃかぶている万松寺とは違って鮮やかな朱色の正統派な派手さ。

能信上人の夢に現れお告げを与えた聖観世音菩薩をご本尊として祀っており、大須観音は東京の浅草観音・三重の津観音と共に日本三大観音と呼ばれています。

大須観音には真福寺文庫と呼ばれる図書館があり貴重な書籍が多数所蔵されています。
徳川家康が名古屋へ移転させたのには、この書籍を水害から守るという目的もあったそうです。

中でも、国宝「真福寺本古事記」は現存する中で最も古い古事記の写本です。

なんで写本(コピー)が国宝なんだろう?と思ったら、実は古事記って原本が現存していないんですって。
クリカンが二代目ルパンで本当はモノマネの人だったと知ったあの時と同じ気持ち。

大須観音は明治時代の大火事と第二次世界大戦で二度も建物が焼失しているにも関わらず、今なお真福寺文庫に書籍が残っているのはクルックー
重要な書籍を後世に残そうと必死に守った人達がいるからなんだホロッホー

ちょっと良いこと言いたいのに鳩だらけでそれどころじゃない。

観音様を徳の高いマジシャンみたいにしちゃう鳩ヤバイ。

開けたら絶対ホームアローンの鳩おばさん状態になる扉ヤバイ。

一匹だけいた白い鳩ヤバイ。
神社やお寺でこういう一匹だけ特別感漂う動物に出会うと、お告げをくれるタイプなんじゃないかと思ってついしばらく待っちゃう。

境内はとにかく鳩だらけですが、意外とフンはあまり目立ちません。

ただ、鳩の羽とか見えない毛は確実に舞っているから、気になる人やアレルギー持ちの人はマスク必須です。
私はマスク持ってなかったせいで浅めの呼吸でやり過ごすハメになりました。

尾張藩七代藩主・徳川宗春徳川宗春がめっちゃパーティーピーポー

ズギャァァーン!カカカーン!
どこからか謎の音が聞こえてきます。

音の出所は、イラスト部分の部屋は家賃が上がるのか下がるのか気になるこのビル


ではなく、からくり時計でした。

大須観音では6分のからくり人形劇が11時・13時・15時・17時・18時半の1日5回上演されています。
主役はそう、もちろん尾張藩七代藩主・徳川宗春!!

「家康ちゃうんかーい!」と思ったあなたは名古屋市民ではありませんね。

名古屋では宗春ロマン隊というNPO法人まであるほど圧倒的な支持率を誇るお殿様なんです。

時は八代将軍徳川吉宗の「享保の改革」で質素倹約ムードまっただ中。

庶民の消費を促さないといつまでも景気が上がらないと考えた宗春は温知政要というマニフェストを掲げ、派手に遊ぶことで消費を煽ろうと1ヶ月半にも及ぶ盆踊りを開催したり、遊郭や芝居小屋を建設させたり、庶民と武士の交流の場を作ったりと、祭りイエーイ!興行ウェーイ!イツメン最高☆なパリピ政策を行います。

女性や子供も安心して夜に出歩けるように城下の提灯は増やされ、毎日のように打ち上げ花火が上がるアゲアゲエブリナイト。
宗春本人も歌舞伎や能の衣装を着て町へ出たり、白い牛に乗って3.6mもあるキセルをふかしながらお寺へ参拝したりとインパクトのある姿で庶民を楽しませます。

その結果、町が丸ごとウルトラジャパン化した名古屋へ全国から人が集まり、「名古屋の繁華に興(京)がさめた」と言われるほどの繁栄ぶり。

しかし、このままウェイウェイさせておくわけにはいかない吉宗によって隠居謹慎が命じられ、屋敷の外へは一歩も出られなくなってしまいます。
更に、幕府の手回しで次の藩主には宗春とは何の血縁もない松平義淳(徳川宗勝)が任命されます。

「徳川御三家の藩主にこれほど厳しく無礼な処分がくだされたのは前代未聞だ!」とブチ切れ泣き崩れる家臣達に対し、宗春は「終わり初もの」と言って笑ったそうです。

終わり→尾張と掛けていて、「初物なら珍しくていいじゃん!」というダジャレなんですって。
この状況で小洒落たジョークが言えるのなんて海外ドラマの主人公か徳川宗春くらいじゃないですか。

ボケを解説するというタブーを犯した私が罪滅ぼしにできることはただ一つ。
徳川宗春を大河ドラマにしようプロジェクトを応援することくらい。

大須観音の歯歯塚と謎の仏像スポット

大須観音は、境内の広場をぐるりと囲むように像や石碑が立っています。


その中でも珍しいのが、抜けた歯や使わなくなった入れ歯を供養する歯歯塚です。

下の歯は屋根に、上の歯は縁の下に投げるおまじないが昨今の住宅事情で難しくなったことや、使わなくなった入れ歯をゴミとして捨てるのは複雑と感じる人たちの為に建てられたそうです。

歯塚ではなく歯歯塚なのは上の歯と下の歯の2つあるからで、毎年8月8日に歯歯塚供養祭が開催されています。
語呂合わせの徹底ぶりからも歯への感謝が伝わってきます。

なのに肝心の石碑がどう見ても噛み合わせが悪いのがすごく気になる。

それともう一つ気になったのが、寺務所を出たところにある室外機の上に置かれていた仏像たち。

試される信仰心。
あなたが手を合わせるのは綺麗な祭壇なのですか?的なやつだろうか。

周りに人がいないことを確認して、そそくさと立ち去りました。
「あ、すいません。それ今ちょっと置いてるだけなんです」って言われたら恥ずかしいもの。

大須観音 御朱印

大須観音で頂ける御朱印は全部で5種類あります。

ご本尊
東海三十六不動尊霊場
東海三十三観音霊場
名古屋二十一大師
なごや七福神

今回頂いたのはご本尊の御朱印。

時間がなくて2ヵ所しか行けなかったけど、大須商店街には神社仏閣がいくつも点在しています。

次に訪れるときはもっと時間をかけて回りたいです。
マスクを忘れずに。


大須観音 北野山真福寺宝生院
大須観音 公式サイト
参拝時間
10時~16時
参拝料
無料
地下鉄鶴舞線 大須観音駅2番出入口を出てすぐ
駐車場
なし

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